新しくなって帰ってきた、何でも看護のブログ編。日々の看護への気づきを、まったりと書き添えていきます。看護に興味のある方、コメント等を頂けると嬉しいです。
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何でも看護
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看護師
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某看護大学を卒業。病院で働く看護師です。日々の看護への気づきを、まったりと書き添えていきます。看護に興味のある方、コメント等を頂けると嬉しいです。看護学博士。
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さて、久しぶりの再開の内容は、以前に理論の本を読んでとても勉強になった、マーサ・ロジャーズ博士にする事にします。
ロジャーズは、1914年5月12日に(ナイチンゲールと一緒です。本人はすごくつながりを感じていた様です)、テキサス州ダラスで生まれました。
ロジャースは、テネシー州のノックスビル総合病院看護学校で看護を勉強し看護師免許を取得しました。
その後、ロジャースは保健師として働いた後に、コロンビア大学ティーチャーズ・カレッジで公衆衛生看護管理の修士号取得。
続いてジョンズ・ホプキンス大学で公衆衛生看護修士、理学博士号を取得しました。
1954年からはニューヨーク大学看護学部で公衆衛生看護、訪問看護の教授をしました。
ロジャースの代表的な看護理論は、
「ユニタリー・ヒューマン・ビーイング」
という名で数多くの論文として発表されました。
ロジャーズ看護理論の基本となる重要な概念は、
「人間は開放系であり、宇宙と恒常的に相互作用を続ける複雑な電気力学的な場である」
と
「生命過程をホメオダイナミックと概念化し、4つの原理(後に3つに変更)を明らかにした」
という2点だと私は思いました。
つまり、ロジャースは、それまでに誰も考えなかった看護理論として
「人間の生命過程の特徴を4つの領域 エネルギーの場としての人(一つの単位としての人間存在)、開放系(つまり、完結することのないシステム)、さまざまなパターン様式、時間と空間に留まらず物事には様々な次元があるということ」
を提起しました。
これは当時には衝撃的な事だったと思います。
今も理解するのに困難ですが・・・
さて、本題ですが、ロジャーズは「看護」をどの様に定義していたのでしょう。
明確な定義を行なってはいないのですが、
「看護とは・・・」
と何度か言っておられるので、そこから私が想像してみたいと思います。
それは・・・まとめると、ロジャースは、
「看護とは、科学的な看護研究と論理的分析によって明らかになった、科学と技芸を用いる知的専門職業」
ではないか考えていたと思います。
すなわちこれは、看護は科学の一部であり、看護学を学んだ者でしか、その思考、技術は行なえないという事です。
看護は誰にでも出来るものではなく、看護学を学んだ者でしかできない、知的専門職業なんです。
そう思うと、我々は医師の補助者ではなく、病院の何でも屋でもなく、無くてはならない専門職なのです。
私は、これを目にしてすごく励まされました。
日々の業務の中で、「看護の専門性ってなんだろう」って考えていると、よくわからないといのが現実でした。
でも看護学を日々勉強し、それを極めていこうとしている看護職はすてきだと思います。
多くの看護師はそれを目指して頑張っているんだと、改めて気がつきました。
宇宙から人間を見て看護を展開しようとするロジャーズ博士の、大きな人間像に感銘を受け、日々の自分の看護に勇気と元気を頂いたような気がします。
ロジャーズは、1914年5月12日に(ナイチンゲールと一緒です。本人はすごくつながりを感じていた様です)、テキサス州ダラスで生まれました。
ロジャースは、テネシー州のノックスビル総合病院看護学校で看護を勉強し看護師免許を取得しました。
その後、ロジャースは保健師として働いた後に、コロンビア大学ティーチャーズ・カレッジで公衆衛生看護管理の修士号取得。
続いてジョンズ・ホプキンス大学で公衆衛生看護修士、理学博士号を取得しました。
1954年からはニューヨーク大学看護学部で公衆衛生看護、訪問看護の教授をしました。
ロジャースの代表的な看護理論は、
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ロジャーズ看護理論の基本となる重要な概念は、
「人間は開放系であり、宇宙と恒常的に相互作用を続ける複雑な電気力学的な場である」
と
「生命過程をホメオダイナミックと概念化し、4つの原理(後に3つに変更)を明らかにした」
という2点だと私は思いました。
つまり、ロジャースは、それまでに誰も考えなかった看護理論として
「人間の生命過程の特徴を4つの領域 エネルギーの場としての人(一つの単位としての人間存在)、開放系(つまり、完結することのないシステム)、さまざまなパターン様式、時間と空間に留まらず物事には様々な次元があるということ」
を提起しました。
これは当時には衝撃的な事だったと思います。
今も理解するのに困難ですが・・・
さて、本題ですが、ロジャーズは「看護」をどの様に定義していたのでしょう。
明確な定義を行なってはいないのですが、
「看護とは・・・」
と何度か言っておられるので、そこから私が想像してみたいと思います。
それは・・・まとめると、ロジャースは、
「看護とは、科学的な看護研究と論理的分析によって明らかになった、科学と技芸を用いる知的専門職業」
ではないか考えていたと思います。
すなわちこれは、看護は科学の一部であり、看護学を学んだ者でしか、その思考、技術は行なえないという事です。
看護は誰にでも出来るものではなく、看護学を学んだ者でしかできない、知的専門職業なんです。
そう思うと、我々は医師の補助者ではなく、病院の何でも屋でもなく、無くてはならない専門職なのです。
私は、これを目にしてすごく励まされました。
日々の業務の中で、「看護の専門性ってなんだろう」って考えていると、よくわからないといのが現実でした。
でも看護学を日々勉強し、それを極めていこうとしている看護職はすてきだと思います。
多くの看護師はそれを目指して頑張っているんだと、改めて気がつきました。
宇宙から人間を見て看護を展開しようとするロジャーズ博士の、大きな人間像に感銘を受け、日々の自分の看護に勇気と元気を頂いたような気がします。
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Re:マーサロジャーズ
きじねこさん。こんにちは。
確かにロジャースの理論から問題解決思考に発展させていくのは難しいです。
ロジャースの看護理論は、看護のメタパラダイムの人間、環境にその考えを集中させているように読み取れます。
看護の大理論は、あくまでも看護のメタパラダイムを考えるものであって、問題解決思考や看護過程を支持するものではないはずです。
ですから、私は折り合いが悪いのは、仕方が無いものだと思っています。
質問の答えになっているといいですが、いかがでしょうか?
確かにロジャースの理論から問題解決思考に発展させていくのは難しいです。
ロジャースの看護理論は、看護のメタパラダイムの人間、環境にその考えを集中させているように読み取れます。
看護の大理論は、あくまでも看護のメタパラダイムを考えるものであって、問題解決思考や看護過程を支持するものではないはずです。
ですから、私は折り合いが悪いのは、仕方が無いものだと思っています。
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