忍者ブログ
新しくなって帰ってきた、何でも看護のブログ編。日々の看護への気づきを、まったりと書き添えていきます。看護に興味のある方、コメント等を頂けると嬉しいです。
プロフィール
HN:
何でも看護
性別:
非公開
職業:
看護師
自己紹介:
某看護大学を卒業。病院で働く看護師です。日々の看護への気づきを、まったりと書き添えていきます。看護に興味のある方、コメント等を頂けると嬉しいです。看護学博士。
買い取り
いらなくなった教科書は売りましょう!!
フリーエリア
最新コメント
[09/30 louis vuitton outlet]
[08/28 Cialis Online]
[08/28 Ambien dosage]
[08/28 Kamagra in the philippines]
[08/28 vlccxasusa]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

看護大学教授の研究能力は高いのか??

以前に私の勤務している病院にも某看護大学の教授が数年間研究指導に来てくれていました。

臨床家にとって研究はほんとうに難しいことです。

私たちの病院以外でも看護大学教授(准教授)も含めて研究指導を依頼しているところが多いと思います。

そして、多くの謝礼を払っています。

えーっそんなに払うの??なんて思ったことがあります。


ところが、良い研究ができたことがありますか?

私のいう良い研究とは、学術雑誌に論文を投稿し掲載されることをさします(「良い研究」などという基準は存在しませんが・・・)。

さらに言えば、多くの研究者にその論文が引用されたりするのが良いですよね(いわゆるインパクト・ファクターやサイテーションインデックス)。

和文看護系学術雑誌では、臨床ナースの書いたと思われる論文はあまり見ません。

見たとしても、それは修士論文の一部や博士論文の一部です。


私見ですが、臨床看護研究は学会発表がほとんどです。

余談ですが、看護協会の学会である「日本看護学会」は学会発表であって、その抄録は論文として認められません。
看護系大学の先生方にもこれを論文業績として書く方がおられると聞きます。

以前にも書きましたが、学会発表がエビデンスには成り得ません。


看護管理者の方、高いお金を支払って研究指導を依頼しますが、成果があがらないと感じることはありませんか?

大学教授の研究指導に十分理解できない臨床ナース側の研究能力が低い??のが問題でしょうか??

いえいえ私はそれだけではないと思います。


そもそも教えてくれている大学教授の研究能力自体が怪しいと思うのです


さて、ここからタイトルの本題に戻ります。

看護系大学が乱立し20年前では大学教員になれない人が大学教員になっていない方もいます。

その中で大学教授も例外ではないと思います。

他学部教授に比べて(特に医学部と比べると悲惨ですが・・・)研究業績の差がかなりあるでしょう(看護系大学教授の方が少ないです)。


ではなぜ大学教授になれたのでしょうか?

それは、看護大学教授は、研究業績よりも書籍の執筆で業績数を稼ぎ教授職になっていると思わる方が多いからです

また、看護系大学の場合、研究業績は論文数で評価されるので、質が悪い場合があります。

純粋に研究論文だけ見ていくと、10本程度の教授がほとんどでしょう。

知っている教授の研究業績をホームページで見てみてください。
(ホームページで公開している先生は、まだ親切です。公開していない先生は正直怪しいです)

さらに、その10本も質の悪い(査読のない商業雑誌、聞いたこともない学術雑誌や大学内輪だけの紀要雑誌)ものも含まれます。

(ただし書籍の業績も十分な大学教員の仕事の業績です。誤解のないようにお願いします。)


書籍の執筆は、研究を実践し論文を書くのとは違います。

臨床ナースは、研究指導を依頼している訳で、書籍(それも学部学生用の教科書)を執筆ばかりしていて研究論文の執筆は数年間(もしかして何十年間)やってないなんていう人から研究指導されたいですか?

貴重な時間と費用を払ってまで?

では、良い研究指導をしてくださる大学教授の条件は何か?

次回、また書きます。
乞うご期待!!
PR
世の中はすごく不況ですね。

大卒の就職内定率は、60%位ですよね。
先日ニュースで、大卒者が就職難民を避けるため、准看学校を再受験する人が多くいると聞きました。

不況になると、看護師を希望する人が増えます。
そのため、看護大学や看護専門学校の偏差値が上昇します。

これとは反対に、景気の良い時は偏差値が下がるのです。


看護師になるには、道(方法)はいくつもあります。

看護大学に行く。これは4年。
看護短大に行く。これは3年。
看護専門学校に行く。これは3年。最近、4年で看護師+保健師も取らせてくれるところもあります。
准看学校は、2年。今は、新たに準看の試験は受けれないので、その後正看の学校に2年いきます。つまり、計4年。

それぞれ監督省庁も違いますので、教育方法も異なります。


一般的にですが、大学も専門学校も、教室で勉強する座学の内容は同じなような気がします。
看護学を学ぶ際には、大学も専門学校も、同じような教科書を使います。
(専門学校での教育を受けたことがないので、聞き調べた程度の話ですので)

これは、どうしても国家試験をうけるために厚労省から縛られているカリキュラムがあるため仕方がないです。

では実際に大きく異なるのは、何か?
それは臨地実習だと思います。

大学の実習は、どこの病院に就職しても通用する学生を育てようとします。
ですので、病院で教わる技術よりも記録物のような思考能力の育成に力を注ぎます。

専門学校は、実習先の病院ですぐに通用する人材を育成する使命があります。
ですので、その病院の看護技術の習得させるような教育を中心的にします。

これが、大学生は技術がないとレッテルを貼られる原因になります。

しかし、専門学校の卒業生が技術が高いかというと疑問です。

実習先の病院ならば、慣れているのでその病院と同じやり方を直ぐに実践できます。
この点では、入職時に直ぐに実践できます。

でも、実習先でない病院に就職した場合、その技術力はほとんど無になっているをよく見ます。
これは、看護大学卒業生と同じ現象と思います。

まあ、技術力が有るか無いかを測る物差しはないので、主観的な判断をすることが多いのですが、私の印象としては大差ないと思います。

実習で使っている病院に就職してくる大卒看護師は、実習で使っていない病院に就職してくる専門学校卒看護師よりも、最初の頃は上手くできていると思います。

技術力の差と言っても、それは最初の数カ月です。
1年もすれば、個人の努力と才能で伸び具合が変わります。

でも、書いていて思うのが、病院の違いで技術が少々変わるのも問題ですね。
看護技術教育は、本当は自分で看護実践していない大学教員が教えているのでダメなのでしょうか?
看護技術の教科書を見ても、実際こんなめんどくさいやり方しないということが山ほどあります。

まあ、どの患者さんにも通用する看護技術を記載しなくてはいけないのが教科書でしょうから、いっぱい物品を準備して、いろんなコトに配慮してやるように書くのでしょうが・・・。

また今度、看護技術のエビデンスについて書きたいと思いますが、もっとアバウトにしても良いと感じることがけっこうあります。

例えば、清拭、洗髪、ベッドメイキング、移乗動作、体位変換や食事介助など。

教科書では、1例として技術紹介しているかもしれないですが、新卒さんは書いてあることが全てになってしまうのが現実です。

教科書で学んだ技術の応用は、まだできないですよね。

ビジュアル臨床看護技術ガイド―写真でみる看護手順

人気ブログランキングへ
聴診器
電子辞書
ナースグッズ
転職なら
おすすめグッズ
ディズニー 2wayナースウォッチ ¥2,980(税込)
カウンター
アクセス解析
Powerd by NINJAブログ / Designed by SUSH
Copyright © 何でも看護 All Rights Reserved.
忍者ブログ/[PR]